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「パワハラ」を転職理由にして大丈夫?適切な伝え方についてご紹介!

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パワハラと略される「パワーハラスメント」と聞くと、上司から部下に対するイジメや嫌がらせをイメージするでしょう。
ところが、正確には、同僚や部下によるパワハラも存在します。
つまり、会社内におけるイジメや嫌がらせ全般に対する総称といえるのです。

パワハラを受けて退職することもあるでしょう。
しかし、転職先での面接の際に転職理由として伝えることができるのでしょうか?
また、事前にパワハラ体質といえる会社を見分ける方法についてもご紹介します。

「パワハラ」を転職理由にして大丈夫?

面接のときに、パワハラを転職理由にするのは避けましょう。

採用担当者は採用を判断する場合、入社後にトラブルがありそうな応募者は避けるものです。
パワハラを受けたというだけで要注意人物とされるケースがあります。

採用担当者には、パワハラの事実があったとしても、パワハラを加えたほうとパワハラを受けたほうの、どちらに非があるのかわかりません。
もしかすると、パワハラを受けたとされる応募者のほうに非があるかもしれないと考えるかもしれません。

なぜなら、一般的に理由もなくパワハラが起こるとは考えにくいからです。
「パワハラをされるほうにも何らかの原因があるのでは?」と考えるでしょう。
採用担当者は、いずれにしても不採用にしておいたほうが無難だと判断するのです。

【転職理由】パワハラを避けた適切な伝え方について

パワハラを受けて転職するとしても、転職理由としてはポジティブな理由に置き換えて伝える必要があります。
なぜなら、パワハラを受けて退職することは、転職理由としてはネガティブな理由とされるからです。

採用担当者は、ネガティブな転職理由は避ける傾向にあります。
直接パワハラとは伝えずに、仕事に対する自分のポジティブな考え方と、会社との間に若干のズレが生じたくらいの説明にしておきましょう。

たとえば、「私は将来的にも売上を伸ばすためにリターンが望める顧客本位の営業スタイルを希望していましたが、会社の考え方は現在の売上にのみ注目するスタイルでした…」などに止めておきましょう。

あくまで「御社の顧客本位の営業スタイルに共感いたしました」というように応募する会社に対するポジティブな転職理由に置き換えるのです。

転職理由★パワハラが多い会社の特徴について

パワハラの多い会社には、一定の傾向があります。
パワハラを避けるためには、まずパワハラ体質の会社に入社しないという入り口での判断が必要でしょう。

1.体育会系の会社

体育会系の会社には要注意です。
学生時代の体育会系のノリを思い出してください。
体質として、上下関係が絶対的な条件とされていたのではないでしょうか?

もちろん、一般的な会社でも上下関係は存在します。
しかし、体育会系の場合、部下からの提案を無視した、上司の命令には絶対服従というような不合理な社風がまかり通っている場合があります。

壁に社訓や営業成績を目立つように貼っている会社は、体育会系の会社である可能性が高いといえるでしょう。
パワハラの要素に満ちています。

2.離職率が高い

求人誌やインターネットなどの求人広告で、いつも求人を募集している会社にも注意が必要です。
常に求人の必要があるということは、退職する社員が多く出入りが激しい会社だと考えられます。

離職率が高い理由としては、さまざまな理由が考えられます。たとえば、過酷と思える残業時間、仕事量に見合わない給与、福利厚生が不十分…などなどです。
そのなかには、パワハラがあることも考えられるでしょう。

いずれにしても多くの社員が退職するには、それなりの理由があると判断できます。

3.派遣社員やパートなど雇用形態が違うスタッフが一緒に働いている

雇用形態の異なる従業員が同じ職場で仕事をしている会社もパワハラの危険性が含まれています。
最近は、正社員だけではなく、派遣社員やパート社員が同じ職場で働いているケースが増えてきています。

そもそも、雇用形態の違いとは、社員それぞれの希望する働き方の違いです。
しかし、なかには「正社員は偉い」と錯覚するような社員もいるようです。
たとえば、「派遣なのに…」とか「パートなのに…」のような、不当な差別意識を持ちます。
その誤った考え方がパワハラにつながる場合が考えられるのです。

パワハラ以外で注意すべきネガティブな転職理由とは?

面接を受けるときに、パワハラと同様にネガティブとされる転職理由をご紹介します。
採用担当者が、不採用と判断する可能性が高い転職理由です。

1.セクハラ

セクハラは、パワハラとならぶハラスメントであり、セクハラをきっかけに退職することもあるでしょう。
本来、パワハラと同じようにセクハラにも社内での適正な対応が必要なのですが、まだまだ退職することで解決するしか方法がない場合が少なくありません。

しかし、セクハラを受けたことを面接のときに話すのは避けてください。
なぜなら、採用担当者は、セクハラの事実に対して何の関心もないからです。

採用担当者の関心は、何をされたかではなく、何ができるかということです。
セクハラを口にすると、採用担当者は同情してくれます。しかし、面接はそこで終わるでしょう。

2.体調や健康面

体調や健康面に問題がある場合には、採用後に仕事をするうえでも大切な情報です。
事前に採用担当者に説明しておく必要があるでしょう。
しかし、採用基準としては、残念ながらマイナスに作用します。

体調や健康面を転職理由として退職したのであれば、採用担当者は「当社でも同じ理由で退職する可能性がある」と判断するでしょう。
最初から退職の可能性の高い応募者を採用するでしょうか?

体調や健康面の問題といっても程度があります。
仕事に支障をきたすようなレベルでなければ、あえて転職理由とすることは避けましょう。

3.給与が低い

退職した会社の待遇面での不満を転職理由とすることも、採用担当者によい印象を与えません。
給与などの待遇面がよいため転職してきたのであれば、他に待遇のよい会社があれば、再び転職ずる可能性があると考えられます。

採用担当者が聞きたいのは、待遇面に対する評価ではなく、仕事の内容についての評価なのです。
採用担当者にとって、待遇とは、単に仕事に対する見返りでしかありません。
待遇よりも仕事に対する考え方に興味があるのです。

採用担当者の立場だとしたら「給与が多いから転職してきました」という応募者を採用しようとは思わないでしょう。
採用担当者の採用のモチベーションを高めるためには、この会社で何ができるかを明確にする転職理由が必要です。

4.人間関係

パワハラとまではいかなくても人間関係に悩んで退職する方も少なくないでしょう。
しかし、人間関係を転職理由にするのも考え物です。
なかには、人間関係での退職をトラブルメーカーと判断する採用担当者もいます。

どこの会社にも人間関係は存在します。
複数の社員がいる限り相性の悪い社員がいることもあるでしょう。
しかし、仲間と「上手くやる」ことが社会人の常識と判断されることが一般的です。

人間関係を転職理由にすると、仲間と上手くやれない「変わり者」とみなされる可能性があります。
面接時に変わり者と思われる応募者を採用する会社は少ないといえます。

まとめ

転職理由には、パワハラのようなネガティブと考えられる内容が多いようです。
しかし、採用担当者に対して、ネガティブな内容をそのまま伝えたのでは、採用にはおぼつかないでしょう。
採用のコツは、ポジティブな内容に置き換えることでした。

しかし、ネガティブな転職理由をもつ理由を考えることも大切です。
なぜなら、採用されたとしても、自分自身の考え方が変わらない限り、同じことの繰り返しになるかもしれないからです。

大切なことは、面接のときに、転職理由をネガティブからポジティブに置き換えるだけではなく、自分自身の考え方もネガティブからポジティブに置き換えることではないでしょうか?